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山川登美子と吟詠する

令和二年十二月十四日 (No.1939) 濱野成秋 ハイデガーやキルケゴールの実存哲学の齟齬と対峙していると、登美子も自己の存在に人一倍認識していたことを強く意識するようになった。登美子は肺結核に罹って余命いくばくも無き […]

「絶望」は状況次第で解脱

キルケゴール哲学反論 濱野成秋 1.「倫理」を解脱して「存在」を究明すべし 哲学者はどいつもこいつも勝手気儘な存在である。自己流の考察だけがこの世界を支配し、自己流を唯一正統な規定機関であると主張して譲らない。天候になぞ […]

ハイデガー哲学の齟齬を質す

日々deathを認識して「現存在」を確認するハイデガー哲学の齟齬を質す 濱野成秋 戦争や強盗は自分を殺して否応なくその存在を消し去る。だから生身を大事に保ちたい人間は、できることなら出兵に参加したり、危ない夜道に出ていこ […]

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三浦短歌会

三浦短歌会  令和二年十一月二十一日  濱野成秋    歌会と講演『浪漫歌人山川登美子によせて』    三浦半島の突端、城ヶ島を間近に三崎港がある。そこは北原白秋が駆け落ちして隠れ住んだところでもある。当時、白秋は傷心の […]

ご案内

発足に当たりまして本学会の作品傾向を知って頂く必要がありますので、敢えて会長の近作を多ジャンルにわたって掲載します。海外向けの作品として英詩も入れました。ご入会は文学に限らず人生や歴史の洞察をこよなく愛される方でしたら、 […]