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あるく

あるく  高鳥奈緒   2024.1.16   赤ちゃんのときやっと寝がえり出来て 匍匐前進ほふくぜんしんして褒められ ハイハイして喜ばれ 立ち上がり、尻餅ついて励まされ つかまり立ちして嬉しくて 伝い歩きして世界が広ま […]

日本浪漫歌壇 秋 神無月

日本浪漫歌壇 秋 神無月 令和五年十月二十一日        記録と論評 日本浪漫学会 河内裕二    筆者の家の近くに市の郷土博物館がある。博物館内にはプラネタリウムもあるが、先月からプラネタリウムは改修工事のため閉館 […]

日本浪漫歌壇 秋 長月

日本浪漫歌壇 秋 長月 令和五年九月十六日        記録と論評 日本浪漫学会 河内裕二    今年は関東大震災発生から百年目にあたる。地震が起こった九月一日は現在、防災の日に定められている。大震災と名付けられた大規 […]

どん底節

どん底節  北見薫   2024.1.24   ずずずん ズンドコ どどどん ドンゾコ  俺っちさっぱりドンドコドン ついてないない今日もまた チャンス逃して酒びたり   どん底だったら這い上がろ いうけど底なしどん底じ […]

日本浪漫歌壇 夏 文月

日本浪漫歌壇 夏 文月 令和五年七月二十二日        記録と論評 日本浪漫学会 河内裕二    日本の福岡で水泳の世界大会が行われている。水泳では競泳に注目が集まることが多いが、飛込や水球など他にも競技はある。数日 […]

天使と悪魔

天使と悪魔  高鳥奈緒   2024.1.21   天使が私にささやく 正しく生きよ 人に真心を尽くせと   つまずいて悪魔が現れた だから信じるなといっただろう ほら、お前だけ傷ついたと   天使は黙って微笑んでいた […]

目黒川情話

目黒川情話  奈良みづゑ   2024.1.17   桜吹雪の目黒川 今年も紬つむぎに半幅帯で 川面に映す襟足視れば うす桃色の花びら一つ 残照のこりび照らす女肌   春の嵐に揺れて舞う 東山橋ぼんぼり灯り いついつまで […]

無力

無力  高鳥奈緒   2024.1.8   成す術もなくて立ち尽くす 悔しくて もどかしくて 愕然と途方に暮れる   無力な自分を責めることしか出来なくて 手を差し伸べようにも届かない どうか生きてほしい   掛ける言葉 […]

復活の奇跡

復活の奇跡  高鳥奈緒   2024.1.8   たとえ枯れ木に見えても その根は生きている まだ諦めるには早いから   復活の奇跡を貴方の手で起こそう たとえ枯れ木に見えても 水を欲しているかも知れない 見限らないで・ […]

変化という「そのとき」

変化という「そのとき」  高鳥奈緒   2023.12.31   ひとは変化に戸惑う ひとは変化を嫌う ひとは変化に抵抗する   だけど変化を受け入れてみることが 「そのとき」なのではないかな   お馴染みの場所に居心地 […]