日本浪漫歌壇 秋 霜月

日本浪漫歌壇 秋 霜月 令和六年十一月十六日        記録と論評 日本浪漫学会 河内裕二    四年に一度と言えば、オリンピックを思い浮かべる人が多いだろう。今年はパリでオリンピックが開催された。最もメダルを獲得し […]

日本浪漫歌壇 夏 水無月

日本浪漫歌壇 夏 水無月 令和六年六月二十二日        記録と論評 日本浪漫学会 河内裕二    来月に新しい紙幣が発行される。約二週間後のことであるが、とくに盛り上がっている様子もない。そもそもお札で重要なのは金 […]

日本浪漫歌壇 春 皐月

日本浪漫歌壇 春 皐月 令和六年五月十八日        記録と論評 日本浪漫学会 河内裕二    数字を語呂合わせにするのはよくあることで、本日五月十八日は、「五」と「十」と「八」で「ことば」となり、日本記念日協会は五 […]

日本浪漫歌壇 春 卯月

日本浪漫歌壇 春 卯月 令和六年四月二十日        記録と論評 日本浪漫学会 河内裕二    今年は三月下旬に寒の戻りがあり、桜の開花が平年より遅くなった。日本では入学式に桜というイメージがあるが、温暖化の影響なの […]

花びら

花びら  高鳥奈緒   2024.3.28   桜吹雪の目黒川 今年も賑わうけれど 東横線の駅からひとり降りて 川沿いを人混みに紛れ歩く私 美しい満開の桜だけど 私の心は目黒川に落ちた 一枚の花びら。   流されて 流さ […]

うめの香り

うめの香り  高鳥奈緒   2024.1.17   ほのかなうめの香りは春の訪れ 冬山に彩りを添えて 柔らかな暖かい日差しの中 貴方と散歩したこの山道 小さな小梅は青空の下に映えて 貴方を求めて咲き乱れている私みたい 白 […]

「目黒川音頭」と「目黒川恋歌」

「目黒川音頭」と「目黒川恋歌」  作詩 濱野成秋   2024.3.21        序    音頭は元来、世俗がむき出しで成った歌謡である。  卑猥な風俗、隠さない心根さえも恥じらいも厭わずぶつけてこそ、本心で愛する […]

空き地

空き地  高鳥奈緒   2024.3.18   空き地でバラ線くぐってすりむき傷 泣きながら大きな水溜まり おろしたての白いズックも汚れたって 裸足で歩いてズックも失くしたから 母にもしかられたねお兄ちゃん   夏は住宅 […]

川田順の満州紀行と我が人生歌

川田順の満州紀行と我が人生歌  濱野成秋   2024.3.18    川田順が昭和六年に出した満州訪問記とでもいうか、短歌集『かささぎ』を読みながら、この歌人の旅人としての心情にふれて、幾つかのうたを創る。  例によっ […]

日本浪漫歌壇 春 弥生

日本浪漫歌壇 春 弥生 令和六年三月十六日        記録と論評 日本浪漫学会 河内裕二    インターネットで「今日は何の日」といった記念日を紹介するサイトを見ると、三月十六日は「国立公園指定記念日」となっている。 […]