淡谷さんも、ジュン葉山君も涙ながらの失恋の歌
淡谷さんも、ジュン葉山君も 涙ながらの失恋の歌 濱野成秋 今に遺る淡谷のり子の歌を聞くと、彼女の自画像を見ているようだ。 恋人との悲しい別れが胸に迫る。ジュンちゃんが淡谷のり […]
淡谷さんも、ジュン葉山君も 涙ながらの失恋の歌 濱野成秋 今に遺る淡谷のり子の歌を聞くと、彼女の自画像を見ているようだ。 恋人との悲しい別れが胸に迫る。ジュンちゃんが淡谷のり […]
古賀メロディと浪漫詩② 日本浪漫学会会長 濱野成秋 人生の並木路 一、泣くな妹よ 妹よ泣くな 泣けば幼い二人して 故郷を棄てた かいがない 歌詞も曲もまるで古賀さんが作 […]
「寝屋」を巡る懊悩三題 日本浪漫学会会長 濱野成秋 1.「寝屋」は政治がらみの格闘の場か 人間は眠るもの。動植物も似ており。 休眠をもって勢力回復を目指す生物は多い。 人間はしかし、「寝屋 […]
「内面生活」を描く浪漫文学 日本浪漫学会会長 濱野成秋 1.リアリズム文芸には限界がある 人間は「社会人」ばかりを演じているわけではない。 家に帰れば親子や夫婦関係が待っている。若い青春の悩 […]
「目黒川音頭」と「目黒川恋歌」 作詩 濱野成秋 2024.3.21 序 音頭は元来、世俗がむき出しで成った歌謡である。 卑猥な風俗、隠さない心根さえも恥じらいも厭わずぶつけてこそ、本心で愛する […]
川田順の満州紀行と我が人生歌 濱野成秋 2024.3.18 川田順が昭和六年に出した満州訪問記とでもいうか、短歌集『かささぎ』を読みながら、この歌人の旅人としての心情にふれて、幾つかのうたを創る。 例によっ […]
Our Love Forever March 6, 2024by Seishu Hamano 1 Female The cherry’s pink, the violet purple Breathlessly Th […]
病床十題 濱野成秋 2024.2.22 心臓にやや圧迫感あり。近隣の病院へ。直ちに手術を言い渡され戸惑いながら入院となる。この病床、果たして真の深層はいかに。その真相知れずして、かかる古びた病棟にて切開手術を […]
日本浪漫歌壇 秋 神無月 令和五年十月二十一日 記録と論評 日本浪漫学会 河内裕二 筆者の家の近くに市の郷土博物館がある。博物館内にはプラネタリウムもあるが、先月からプラネタリウムは改修工事のため閉館 […]
日本浪漫歌壇 秋 長月 令和五年九月十六日 記録と論評 日本浪漫学会 河内裕二 今年は関東大震災発生から百年目にあたる。地震が起こった九月一日は現在、防災の日に定められている。大震災と名付けられた大規 […]