日本浪漫歌壇 夏 文月
日本浪漫歌壇 夏 文月 令和四年七月十六日収録 記録と論評 日本浪漫学会 河内裕二 七月中旬といえば平年では梅雨明けの時期であるが、今年は観測史上最速の六月二十七日に梅雨明けとなった。異例はそれだけで […]
日本浪漫歌壇 夏 文月 令和四年七月十六日収録 記録と論評 日本浪漫学会 河内裕二 七月中旬といえば平年では梅雨明けの時期であるが、今年は観測史上最速の六月二十七日に梅雨明けとなった。異例はそれだけで […]
日本浪漫歌壇 春 皐月 令和四年五月二十一日収録 記録と論評 日本浪漫学会 河内裕二 歌会の開催された五月二十一日は二十四節気では小満と呼ばれる。『大辞泉』によると「草木が茂って天地に満ち始める」とい […]
日本浪漫歌壇 春 卯月 令和四年四月十六日収録 記録と論評 日本浪漫学会 河内裕二 春に三日の晴れなしと言われるが、歌会当日は前日の雨も上がり晴天となった。四月十六日午後一時半より三浦勤労市民センター […]
日本浪漫歌壇 春 弥生 令和四年三月十九日収録 記録と論評 日本浪漫学会 河内裕二 春の訪れを感じられる三月十九日、午後一時半より三浦勤労市民センターで三浦短歌会と日本浪漫学会の合同歌会が開催された。 […]
濱野家治家記録(エッセイ) まぼろしの御座所 濱野成秋 大正初期、山持ちの惣領息子が養子に出され 父濱野定雄は1907年岐阜県揖斐郡小島村にあった所家の長男として生まれた。祖父の姓は所。名は弥太郎。生 […]
日本浪漫歌壇 冬 如月 令和四年二月十九日収録 記録と論評 日本浪漫学会 河内裕二 歌会の行われた二月十九日頃から二十四節気では雨水となる。降る雪が雨へと変わり、積もった雪や張った氷が溶け始めることを […]
日本浪漫歌壇 冬 睦月 令和四年一月二九日収録 記録と論評 日本浪漫学会 河内裕二 一月は一年で一番寒い月である。気象庁によれば、昨年の一月の東京の平均気温は五・四度だが、今冬は全国的に例年より気温が […]
日本浪漫歌壇 秋 霜月 令和三年十一月二七日収録 記録と論評 日本浪漫学会 河内裕二 毎年十二月になると清水寺でその年を表す漢字が発表されるが、アメリカでは辞書大手のメリアム・ウェブスターが、十一月中 […]
日本浪漫歌壇 秋 神無月 令和三年十月十六日収録 記録と論評 日本浪漫学会 河内裕二 「読書の秋」という言葉がある。言葉の由来とされる韓愈の漢詩の一節「灯火親しむべし」は「秋の夜は灯りをともして読書す […]
『白亜館の幽霊』作者 濱野成秋 ワイルドの『サロメ』は出版後百年を経ても読者の憑りつく魔物である。僕には2度にわたって憑りついた。最初は大学1年のころ、まだ僕が大阪から東京に出てきて間がない少年だった。血の滴 […]