初恋という紫陽花

初恋という紫陽花  高鳥奈緒   雨上がり。 淡く薄桃色の紫陽花 初恋という名の。   決して初めての恋ではないけど 初恋の様にさりげなく いつも隣りにいた貴方 その笑顔が眩しかった。   心から貴方のことが好き こんな […]

清らかな心の扉

清らかな心の扉  高鳥奈緒   心は歳を取らない 心に年齢はない もし歳を取るなら 心が汚れたか疲れたのだろう。   子供時代の心 忘れていない あの気持ちのまま 進歩ないみたいだけれど。   誰の心にも住んでいる清らか […]

まだ見ぬ景色にいる貴方

まだ見ぬ景色にいる貴方  高鳥奈緒   まだ見ぬ景色を貴方とみたい まだ来ない未来を貴方とみたい 貴方と共に歩みたい まだわからない事に 不安より希望を持ちたい 貴方は近づけぬオーラがある だのに閉ざす貴方の心は氷? い […]

深い森から来た旅人

深い森から来た旅人  高鳥奈緒   貴方の瞳は優しさに寂しさの影がある 貴方のこと知らない私 傷付いた仔犬のよう その傷を癒してあげたい 悲しみの後ろ姿 引き止めたいけど声掛けられない 深い森の奥に身を隠す人 もう大丈夫 […]

心は天気

心は天気  高鳥奈緒   心は直ぐに変わるお天気のように 晴れてご機嫌 雨降り泣いて 曇り不機嫌   私の心は忙しいお天気のように 心の鏡が曇ると 世の中まで曇る 心の鏡磨いて正しい目持ちたい   この世にいる時間 歩い […]

心は孤独な旅人

現代浪漫詩人 その1.高鳥奈緒   心は孤独な旅人  高鳥奈緒       僕は書かねばならない。濱野成秋    僕の心の文学を拓いてくれた女流作家や詩人はいっぱいいる。学生時代には津村節子や郷静子がいる。  津村節子は […]

出雲尼子氏の源流を求めて

日本浪漫学会主催 第二十五回「浪漫うたの旅」   歴史探訪   出雲尼子氏の源流を求めて              日本浪漫学会 福田京一      近江の海夕波千鳥汝が鳴けば       心もしのに古思ほゆ     柿 […]

不滅の美学に賭けた若庭の里

日本浪漫学会主催 第二十五回「浪漫うたの旅」で会うた武人たち     不滅の美学に賭けた若庭の里     廃落武人になき不滅の実業家              日本浪漫学会 会長 濱野成秋     足立全康は現代の武人で […]

出雲うた紀行

日本浪漫学会主催 第二十五回「浪漫うたの旅」     出雲うた紀行              日本浪漫学会 岩間滿美子    昔から旅は大きなものを授けてくれると言われていまように、この旅もその通りになり大きな土産を背負 […]

日本浪漫歌壇 春 弥生

日本浪漫歌壇 春 弥生 令和五年三月十八日        記録と論評 日本浪漫学会 河内裕二    東京の桜の開花発表は平年より十日ほど早い三月十四日であった。最高気温が二十度を超える日が数日続いたのが、早い開花に影響し […]