日本浪漫歌壇 冬 如月

日本浪漫歌壇 冬 如月 令和三年二月二七日収録        記録と論評 日本浪漫学会 河内裕二    春を思わせる陽気が続いたかと思うと真冬のような寒さに逆戻り。三寒四温とはよく言ったものである。晴れ渡るも風はまだ冷た […]

三浦短歌会

三浦短歌会 一月歌会詠草 令和三年一月三十日  濱野成秋    短歌の結社としてはもう古い方に属するだろう。今年で七十四年になる三浦短歌会。神奈川県の三浦半島を城ケ島に向かったところにある。  正月三十日、宗匠の三宅尚道 […]

山川登美子と吟詠する

令和二年十二月十四日 (No.1939) 濱野成秋 ハイデガーやキルケゴールの実存哲学の齟齬と対峙していると、登美子も自己の存在に人一倍認識していたことを強く意識するようになった。登美子は肺結核に罹って余命いくばくも無き […]

平城山ならやまと志保子の場合

浪漫の歌特集⑶ 平城山ならやまと志保子の場合                 令和二年六月十五日 (No.1938)              濱野成秋       行ってみたくなる平城山  恋歌ほど現地に誘う力を持つも […]

「みだれ髪」と星野哲郎さん

浪漫の歌⑵ 「みだれ髪」と星野哲郎さん                  令和二年五月二十三日 (No.1938)              濱野成秋      女は断崖から身を投げるか  どん底になれば誰だって歌が出る […]

荒城の月によせて

浪漫の歌特集⑴ 荒城の月によせて 令和二年五月二十日 (No.1937)              濱野成秋      まえおき  歌の心に自らの心を入れ込んで語る。  最初は内輪から書き始めますが、このコーナーは会員の […]

近作詠草11

 近作詠草11 令和二年一月十一日 (No.1936)              濱野成秋   歌人三井茂子より四首たまはり、その壱苔の歌 苔むした石に落ちたる一凉の   椿語るがに静もる初冬   茂子   本歌取り。た […]

近作詠草10

 近作詠草10 令和二年八月二十五日 (No.1936)              濱野成秋   もうボロか捨てる仕草で目を泊めて わが友は人とは限らぬこの下着     諍いの日も小躍りの日も   この家こそ安住の地と定 […]

近作詠草9

 近作詠草9 令和元年八月二十五日 (No.1934)              濱野成秋   我と長年過ごせし某氏の御心を思いやり 産土うぶすなを厭ひ越し来て早や五十路いそじここぞ侍はべらふ煮魚を喰ふ   その目に師と […]

近作詠草8

 近作詠草8 令和元年七月六日 (No.1932)    以下、すべて7の本歌と。 濱野成秋     今やデスクにも背かれるや? なんの。 幾年をこの書き机に背ぐくまる   そは徒いたずらに汝なが死を問ふや   想いの糸 […]