あたし  高鳥奈緒   2023.10.4
 
あたし  変な奴
あたし  いつだって苦しんでいる
 
そう、とっても些細なことかもしれないのに
あたしの頭の中は、ごちゃごちゃゴミ屋敷
ぐるっ、ぐるぐる、ぐるっ
サツマイモ堀りのように
過去まで芋づる式に手繰り寄せる
負のスパイラルだよ、負の連鎖
判ってるけど、そうなる。
 
ある日あたしに言った人
「おい。いい加減にしろ、もうやめんか」
苦しめていたのは、この人なのに・・・あたし
「もっと楽しく生きようよ」と、彼。
「もっと心地良くしなきゃね」と、あたし。
 
でも、自分のご機嫌はあたしがつくるの。
明日を、あなたになんか、作って貰いたくないの。
あきらめないで  高鳥奈緒   2023.9.27
 
あきらめないで
心折れそうになっても
あなたは あなたのままで
充分に、輝きがある
 
もっと自分を信じて
たとえ どんな困難で
立ち止まって
動けず行き詰ったとしても
 
必ず道は開く
あなたは その時を待っている
今は心の翼を休めてあげて
再び歩き始めるから
 
暗いトンネルの中にいても
きっと明るい道に導かれる
 
もっと自分を好きになろうよ
あなたの「すき」はエネルギー
子供のころに好きだったこと思い出そう
夢中になって無心になって芝生をスキップ
心はもっと素直に自由になれる
 
重い鎧兜着飾って大人になったの?
いったい何と戦うの?
心の平和は自分自身が創る
 
緑の芝生を裸足で走ったら気持ちいいのが理屈じゃないように
ゴロゴロ寝転んでも良い
そう つまづき転倒しても擦り傷は直ぐに治る
ほら・・・もう大丈夫
あなたの運命  高鳥奈緒   2023.9.27
 
あなたの人生
あなたの運命
その鍵は、あなたの手のひらにある
 
日々あらゆる学びは、あなたを変え
新しい発見
新しい価値観
未知なる魂の叫び声
あなたを幸せへ導く
現実はすべてあなたが選んだ結果
運命の鍵はその手が握りしめていた
 
さて、あなたならどの扉にノックするのかな?
勇気を出して、さあその扉のノブを掴み開こう!
自分が信じた真念に従って
 
私は詩を歌おう
心地良い風
明るい光の中で
温かなやさしさに包まれたなら
幸せは、その手の中にすでにある
詩は知らんぷり  高鳥奈緒   2023.9.14
 
ある日、ぼんやりと考えた
自分のモノなんて何もないんじゃないかと
そう思えてきたら何て気楽なことだろって
 
肉は死んでも詩歌は生きてやがる
川を渡るにも
大きな荷物なんて持っては行けない
詩歌は最初からその舟に乗り込まない
 
いつかはすべての人は死ぬ
悲しいけれど生き物
もれなく自分もね
そう考えたら卑しい欲はいらない
お前さんたち、勝手に三途の川わたりなさい、って
俺の詩たちはいってやがる
 
欲はよくも悪くも
ほどほどに、がいいのかなって
あの世には身体一つで
沢山のメモリーだけ持ってくよ
いつかその日が来るのなら
 
欲はよくも悪くも
ほどほどに
幸せなあたたかい記憶だけ残したいな
 
詩歌は先に去った肉を悲しんでなんかいない
こいつは冷酷だ、一緒に死んでくれといっても
知らんぷり。
今日も知らんぷり。
明日も知らんぷり。
行き方知れぬ雲の果てを  高鳥奈緒   2023.8.3
 
混濁した意識の中
知っている何時もの病院の天井が
被いかぶさって
ああ、生きてる
生きてしまった
情けない者
 
足元には看護師さん
私が意識戻したこと確認して連絡する
私はオムツ替えの最中だった
手を縛られたベットの上
数日間意識不明だった
 
自分のしたことを思い出す
生き恥をさらして愚か者
知らない誰かに迷惑をかけ
救われた情けない者
 
追いつかない心で
生かされた意味を考える
情けない者だけれど
まだ死ねない自分が 
ここにある。
神よ
教え給え
私からあの人を奪い去った神よ
虚空に伸ばす指先に
汝がくちびるをふるわせて
告げてたもれ
行き方知れぬ女の
歩みの果ての雲の果てを。