曠野の雪 濱野成秋

濱野成秋    室生の春はまだあさい。狭霧が谿たに沿いにたゆたい、垂れ籠こめるとみせかけながら、ゆっくり塔堂のほうに這い昇ってゆく。流れは鳴りを潜め、霧が徐々に川面をたち去ってくれるのをじっと待っていた。 寺に向かう太鼓 […]

Conclusion / 結論

English Poem February 25, 2020Seishu Hamano, Japan Many of you are still rushing to desire, Only me to the con […]

Darkness / 暗闇

English Poem February 25, 2020 When darkness comes, I was born, When planes, the artifacts, singing flew deep […]

Energy / 精力

English Poem February 25, 2020Seishu Hamano Without energy no lover could find his or her beloved, but Without […]

花影の想い出

奈良県久米 石井秋野 「十五夜お月様ひとりぼち桜吹雪の花影に花嫁姿のお姉さま車にゆられてゆきました」 この歌を聞くたんびに明日香に嫁入りした姉さんのこと、想い出してならへんです。貧乏な布教使の家に八人兄弟で育った私には、 […]

ロマンティシズム雑感

同志社女子大名誉教授 福田京一 合理主義、理性、物質主義、科学、慣習と制度と法律、伝統、古典主義、現在、他者などに対する反措定として感情の発露を原動力とするエゴ(自我)の営みがロマンチシズムであると大雑把にとらえてみれば […]

短歌詠草(作例)

 浪漫の香り高き心の歌を第一に求めます。詞書を付しますと前後の情景が偲ばれて好ましい。作者名の上に地名を。三井茂子さんは横浜読売文化センターにて私の指導で上達された歌人です。   初冬の佇まいを静謐なる庭園を愛でゐて 苔 […]

短歌詠草 葉山 成秋

本歌取り。ためらふ心と訪なふ人を想ひて 苔はらひ棕櫚縄結びし関守の水面に映る手弱女の袖   葉山 成秋

短歌詠草 葉山 成秋

苦悩も憤怒も忘れまじペンに託せし吾滅びても 吾がペンも吾が書もゐるをる寄り添ひぬ何処いずこぞ吾だけ旅立つ朝まで 葉山 成秋

短歌詠草 葉山 成秋

己の生への推し測り難きを詠める 何故なにゆえに喰らひて書くや何故に生きて何故死して何故  葉山 成秋