近作詠草8

 近作詠草8 令和元年七月六日 (No.1932)    以下、すべて7の本歌と。 濱野成秋     今やデスクにも背かれるや? なんの。 幾年をこの書き机に背ぐくまる   そは徒いたずらに汝なが死を問ふや   想いの糸 […]

近作詠草7

 近作詠草7 令和元年六月二十六日 (No.1932)              濱野成秋     今や日記とは後世に語り掛けるデバイスか 日記もて書き遺すべく一隅の    デスク密しづかに吾が死ぬるを待つ 成秋   想 […]

近作詠草6

 近作詠草6 令和元年六月十九日 (No.1931)          濱野成秋     父が着物姿で裏の畑。幼児の吾は 畑打つは父の着物ぞバケツ持て      水やる稚児は吾の筈なる   空襲の焼け跡にゐた父が芋畑を作 […]

近作詠草5

 近作詠草5 令和元年六月十七日 (No.1930)          濱野成秋     春の砂塵に 砂あはれ雨粒ともに指の腹      黄なるを厭はめ同胞はらからの身で   暗春の嵐に戸惑ひて 春草の俄かに降りくる天あ […]

近作詠草4

 近作詠草  濱野成秋 令和元年六月五日 (No.1601)     己こそと思へば何やら滑稽に走る 他人ひとはいさ吾は勝手と言ひ聞かせ      宵の飯碗たひらげにける   成秋   暗い食堂に無心なる早乙女に出逢ひて […]

近作詠草3

 近作詠草3 令和元年六月一日 (No.1928)          濱野成秋     早春に生きがひを求められ まどろみの長き褥しとねの朝ぼらけ      斑はだら雪視ゆ現うつつもの憂し  成秋   厳寒に迷ひ出でて […]

二人のマクベス論

(考現学エッセイ) 男の「浪漫」と「挫折」 日英にみる二人のマクベス 福田京一 はじめに 卒業式と聞けば思い出すのは昭和29年(1954年)の春、小学校の講堂で唱った「仰げば尊し」(1884年)である。 この年、日本は朝 […]

西野先生ありがとう(中編)

西野先生ありがとう(中編)Many Thanks, Mr. Nishino (Middle) =先生が遺された激烈な戦時体験記=With Old Notes of his Young Days’ Struggle 日本浪 […]

西野先生ありがとう

西野先生ありがとうMany Thanks, Mr. Nishino =先生が遺された激烈な戦時体験記=With Old Notes of his Young Days’ Struggle 日本浪漫学会会長 濱野成秋By […]

対談(鈴木孝夫・濱野成秋)

対談 日本人の感性を世界に⑴    慶應義塾大学名誉教授 本学会最高顧問 鈴木孝夫    本学会会長 元日本女子大英文学科教授 濱野成秋      はじめに    令和オンライン万葉集を今の日本に、いや世界に向けてカミン […]