日本浪漫歌壇 冬 如月

日本浪漫歌壇 冬 如月 令和三年二月二七日収録        記録と論評 日本浪漫学会 河内裕二    春を思わせる陽気が続いたかと思うと真冬のような寒さに逆戻り。三寒四温とはよく言ったものである。晴れ渡るも風はまだ冷た […]

三浦短歌会

三浦短歌会 一月歌会詠草 令和三年一月三十日  濱野成秋    短歌の結社としてはもう古い方に属するだろう。今年で七十四年になる三浦短歌会。神奈川県の三浦半島を城ケ島に向かったところにある。  正月三十日、宗匠の三宅尚道 […]

警鐘作家・濱野成秋氏が訴える「大雪は人災」

東京スポーツ2020.12.20:関越道立ち往生は人災だ!米国より100年遅い高速道路の豪雪対策より 今季最強の寒気による大雪で発生した新潟、群馬県境付近の関越自動車道の約2100台による立ち往生は、交通対策の“脆弱さ” […]

三浦短歌会

三浦短歌会  令和二年十一月二十一日  濱野成秋    歌会と講演『浪漫歌人山川登美子によせて』    三浦半島の突端、城ヶ島を間近に三崎港がある。そこは北原白秋が駆け落ちして隠れ住んだところでもある。当時、白秋は傷心の […]

山川登美子を救ひ度候

山川登美子を救ひ度候        日本浪漫学会会長       「オンライン万葉集」主幹  濱野成秋         (元日本女子大学文学部英文学科教授)    此度の小浜来訪には、私にとってはその薄幸なる山川登美子の […]

父と母の記

市川郢康(オンライン掲載用) 土くれに母のにおい。土を手にすれば、懐かしい母のにおいがある。空行く雲に幼い日の思い出が生きている。青い空、緑の山並み、澄んだ空、小鳥のさえずり、すべて昔のままで時の隔たりを少しも感じぬ。「 […]

三崎白秋会 第1回

三崎白秋会 白秋「城ケ島の雨」によせて        令和二年八月二日   濱野成秋   1.城ケ島の雨と三崎白秋会    歌は友をつくる。歌心は受け継がれて花開く。  まさにこの思いで筆者は三崎白秋会の方々とあいまみゆ […]

シェイクスピア時代のパンデミック

福田京一 2020年7月18日現在、世界の新型コロナ・ウイルスの感染患者数が約1400万人に、死者は60万人に達したとニュースが伝えている。感染が収まっているように見える地域では、第2波、第3波が必ず来るだろうと感染症の […]

短歌詠草(河内)

 短歌詠草 令和二年二月十七日              東京府中 河内裕二   近所の公園の光景もどこか生きづらい世の中に見えてくる。 梅雨時の南風を黒南風といふとか。 黒南風くろはえに蓮より落ちる水玉に      揺 […]

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「オンライン万葉集」鎌倉会 現代の万葉集はTVドラマも歌謡作詩も含めます かつて鎌倉は文士の街でした。ロマンとドラマが渦巻いていました。今はオンラインの時代ですから、才能さえあればグローバルに活動できます。歌謡も映像も舞 […]